シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその63 春色の星

うーむー。

天気が崩れ始めて、さっぱり、撮りにいけておりません。

ほぼMPは0です。

エネルギー消費を減らすしかない。貝になりたい。

 

というわけで、サルベージしておきます。

 

春色の星

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PENTAX KP レンズ  HD DA★ 11-18mm 焦点距離11mm

ISO5000 SS30秒 F2.8 アストロトレーサー、ソフトフィルター使用

2019.3.8 高知県須崎市にて

 

春らしく菜の花の黄色と桜を前景に、星が瞬く夜空を。

前景に縦位置で寄る。広角を活かしたこういう使い方はありだと思います。

shironagassu.hatenablog.com

 

この桜は、椿寒桜という品種で、元々、桃色の花が咲く桜ですが、それにしてもピンク色なのは、実は、撮影中に自動車が走って、テールランプの赤色が回りこんだからです。

偶然ですが、それによって割と自然にライトアップされました。菜の花の方は、遠くからの街灯の光がほのかに照らしていました。セルフライトアップも良いんですが、なかなかきれいに光を当てるのは難しかったりします。

写真を撮る時は偶然も大事です。偶然も活かす。

ある写真に似た写真というのは撮れるのかもしれませんが、しかし本質的にはそこには歴史の一回性が厳然と横たわっています。その時、その場にカメラがありシャッターを切ったという事実は重い。そういう意味ではどの写真も本質としてユニークな一枚であるといえるでしょう。だからこそ、写真の中に写り込む偶然を大事にしたいと思います。

 

そして、「暮らしの中の星」をテーマとする以上は、こういう人間が使う色々な環境光も活かして撮るというのも、私の目指す星景写真の一つの在りうる形です。

 

とはいえ。

今人気のスターリーナイトフィルターも欲しい。ナトリウムランプなどのオレンジの光を吸収するガラスを素材に作られた光害低減用フィルターということらしい。

私は環境光も場合によっては活かしたらいいかなと思うので、毎回使いたいわけではないのですが、それでも選択肢としては、欲しい。

欲しいが…82mmの径はやはりなかなか高い。あと人気で品薄になっているようです。

www.kenko-tokina.co.jp

 

まあ、次のシラスウナギ漁シーズン(つまり、今は春ですが、また次の冬)までにあれば良いだろうという長期構想で、じわじわ狙っていきます。

 

と、話は写真に戻して、この「春色の星」。サルベージということは、何かしらのアレを潜り抜けたものになります。今回は選外ではなくて、リコーイメージの「とっておきPHOTO+」に採用になりました。ありがとうございます。

www.ricoh-imaging.co.jp

 

テーマ「春」ということで、応募しておりました。DA★11-18mmのレンズのページから見ることができます。

しかし、とっておきPHOTO+…次のテーマが「雨」なんですよね。雨……Oh…。星景縛りの私には、あまりに厳しいテーマ。雨…ねぇ…。もう、あれか…流星雨しかないんじゃないか…?1時間に5万個ぐらい流れる流星雨が来ませんかね(笑)

 

まあまあ、以前、採用して頂いたコレ↓も割と色々店舗に展示してもらってるみたいで、ありがたい。

shironagassu.hatenablog.com

 

と、とりあえず、一息をついて、サルベージを。

うむ、しかし、もうMPが根本的に足りない。どちらかというと巻貝になりたい。

どこかで撮りにいかないといけませんね。

 

まあ、雨の音を聞きながら、本でも読んで、時が来るのを待つとしましょう。 

書評もかかねば…。まだ今年初書評を書いていない。…。

ううむ。

 

ではまた。

 

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