シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその52 渓谷の秋

今週のお題「紅葉」

今週のお題が紅葉なので、ついでに)

 

うーむ。

紅葉が、来ています。

来ているのか、すでに終わり始めているところもあるのか。

今週が勝負どころのような気がしています。

しかしこの週末が天気がくずれそうで…。

何かを削りながら平日いくしかないのだろうか…。どうだろうか。

もつのか…?

 

と、とりあえず、行ってきたものをひとつ。

ただ…月の出ている時間も計算していったのに、山が高すぎて(谷が深すぎて)まったく光が差し込まないという誤算

そして、暗いので、どこが紅葉しているのかわからないという誤算

寒いと思ってフル装備で行ったら、ポイントを求めて歩き続ける羽目になって、汗をかきまくったという誤算…。

ポケモンGOの卵が2つ孵った…(最近アプリを起動していなくても、歩いた距離を計測してくれるようになってて便利だ。余談)。

 

と、韻を踏んでいる場合ではないが。

というわけで、誤算祭りで思うようには撮れなかったのですが、その中から、拾い上げるようになんとかひとつサルベージ。

 

渓谷の秋

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PENTAX KP レンズ HD DA 15mm Limited  焦点距離15mm

ISO4000 SS40秒 F4.0 アストロトレーサー使用

2018.11.14 高知県仁淀川町にて

 

いやあ。仁淀川町は、本当に空が暗くて、星がきれいなんですよね。

それは良いんですが、あまりに真っ暗で本当にどこが紅葉しているのかさっぱりわからないという。

いやあ、昼間行ったら紅葉していたのだろうと思うし、風光明媚なのではないかなと思うんですけど。

そこはね、もうしょうがない、夜に星を撮りに行くということで、もう、こじらせてますのでね、しょうがないんだ…。

 

これは、月明かりを期待していったのに、さっぱり月が見えずに(一応出てはいるので空が少し青い)、もはやライティングするしかないという苦肉の策

いや、私は、ライティング完全否定派ではないのですが、完全容認派でもない曖昧なスタンスなんですが、今回に限っては、ライティングするしか撮りようがなかった。

例えば街灯なんかが近くにあったり、遠くの街明かりが山肌を照らしていたり、それこそ月がでていたりすれば、まあそれなりに撮りようもあるんですけどね…。

 

これはだから、細かくライティングしていて、唯一みつけた紅葉している周辺を照らして、前景を照らして、奥の岩も淡く照らす、という、どうせだったらとことんやってしまうかというライティングフルコース…。

 

山際にみえる、明るい星は、デネブですね。計算ではこっちの方角に月が見える予定だった。

いやはや全然むりでした(笑)

 

フラッシュも入手して以来、割とよく使っちゃうので、ほんと、色々気を付けたい。

まあ、野生生物への影響は、それほどはないだろうと思うんですが(動物撮らないし)、民家の近くとか、それこそ撮影者がいるとかという場合には、最大限の配慮をしなければならない。

けれども、フラッシュをたけるならたいた方が、前景が低照度にならず、ノイズレスにしあがるし、パンフォーカス星景でも花のブレが収まるし、やばいくらい便利。悪魔の道具だ。

使い過ぎに注意して、孤独に、ひそやかに使おうと思います。

 

便利。そしてリーズナボー。

 

はあ。

よし。

今月末あたりまでは何とか頑張って、場所を変えつつ紅葉星景を狙いたいと思います。

どうなるかな…。良いのが撮れるか…撮れないか。

撮れるか撮れないかは最後はもう、巡り合わせなので、致し方ない。

でも、そうね。今日も、行くしか…ないか。明日以降は…曇りで…無理そうだ…ぞ??

 

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