シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその49 秋風に舞う

さて。

ウッディグリップエディションのネジですが。前回記事の最後で紹介した奴でばっちり適合しました。とりあえず、試作型としてはひとまずの完成ということで。

 

shironagassu.hatenablog.com

 

私の場合は、長さも15mmでちょうど。ただしかし、無念なことにネジ穴の向きがわずかに斜めってる感じで、微妙にグリップがまっすぐつかない。じっくり眺めると気になるという程度ではありますが…。まあ。

これは教訓にして、今度ブラッシュアップ版を作る時の参考にしようと思います。

 

ちなみに、先日、海岸に撮影にいって、流木落ちてないかなと探してみたら、大量に落ちてたので、いくつか使えそうなのを拾ってきました。

無骨なゴツゴツ感をいかしたグリップというのもつくってみたい…。できるかはともかくも。

 

というわけで、サルベージ。

 

秋風に舞う

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PENTAX KP レンズ DA 10-17mm FISH-EYE 焦点距離10mm

ISO2500 SS70秒 F6.3 アストロトレーサー使用

2018.10.8 高知県越知町にて

 

ここ数日で、一気に寒くなりまして、夜間の撮影は、そろそろダウンジャケット着用しなければならない感じです。この前まで汗だくで撮っていたのに早いものです。

 

これは、コスモス祭りで有名な越知町にて。実は毎年通っているのだが、満足に撮れたことがない。風に吹かれて揺れるコスモスと星をなかなか撮れないという。

 

が、今回は、新導入したフラッシュがあるということで、おそらく、これを使えば、ある程度コスモスの動きは止まるだろうという算段でいってきました。

 

結果的に、やはり、そこそこ止まりました。

パンフォーカス星景の作品なんですが、絞りはF6.3で過焦点距離80cmでピントを出すというスタイルで一応、ひとつの到達点に至っています。

これ以上絞ると、星が写りづらすぎる反面、これ以上開けると被写界深度が十分稼げない、という部分の折衷案です。

 

ただ、コスモスは比較的小さな花なので、大きくしようと寄りすぎると一番手前の華には、なかなかピントがでませんでした。

なので、全体の出来としては65点くらいでしょうか。もう1/3絞りくらい絞っても良かったかもしれませんね。

ISOも下げてたのでここを上げるともっと絞れた気はします。

 

が、とにかく、どうせ星景ではあんまり使わないだろうと思って、購入を先延ばしにしてきたフラッシュが意外に活躍する。

早めに買っておくべきだったかもしれませんね。

 

パンフォーカス星景は、どうしてもパンフォーカスゆえに全てが写り「構図は引き算」になりづらいんですが、フラッシュの光を収束させるハニカムグリッドなるアイテムが欲しい…気がする。これがあればある程度余分なものを引き算できる…かもしれない。

なかなか自由に咲く花を構図に落とし込むには技術が足りません。

全部足し算でくみ上げれればそれはそれで良いような気もするんですが、そううまくもいかず…。

 

うーむ。

まあ、色々、撮って経験値を増しておこう。

ではでは、サルベージでした。

 

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