ぶっちゃけ元気がなく、半年ほど星の撮影を休んでいたのですが、このところ、星を撮りたい思いが強まりまして、何回か撮影に行っています。
その中でも、夏の天の川を撮りたいという欲求がおさえがたく、梅雨の晴れ間を待ちわびていました。
14日は、相当久しぶりに雲の少ない夜になったので、これは、今日を逃してはいけないと思い、行ってきた次第です。
場所は、ホームグラウンド、仁淀川河口付近。今回は、河口近くの海岸の方にいってきました。
というわけで以下写真。
天の川を撮る
PENTAX K-50 レンズDA10-17mm FISH-EYE 焦点距離10mm
ISO1600 SS120秒 F3.5 アストロトレーサー使用
フィッシュアイズームで、斜めに天の川を切り取りました。
現場でなるべく天の川が対角線上に来るように頑張ったんですが、微妙に構図がずれた(難しかった…)ので、後処理で、きれいに対角線に沿うようにいくらかトリミングしています。
画像の左上のあたりには、天の川を挟んで、夏の大三角、アルタイル、ベガ、デネブもきれいに見えています。わし座のアルタイルが天の川の下、こと座のベガがその上、天の川の中にあるのがはくちょう座のデネブですね。
撮影コンディション的には、少々雲があり、うすーく霞がかかってるような感じではあったのですが、なんとか天の川も見えて満足。
良かった。
PENTAX K-50 レンズDA10-17mm FISH-EYE 焦点距離10mm
ISO1600 SS120秒 F3.5 アストロトレーサー使用
これも、かなり、カメラを傾けて撮っています。
画像の左側が天頂付近になります。そういう意味では、縦画像にした方がいいのかもしれません。
どうだろう…。
うーむ。…。縦にもしてみた。いや、やはり横がいいか?
ともあれ、魚眼で、水平をとらずに撮るというのが楽し気。
あまり多用するとあれですが…、魚眼という飛び道具にさらに飛び道具を重ねる感じで、面白い。…。
PENTAX K-50 レンズHD 20-40mm Limited 焦点距離20mm
ISO800 SS90秒 F2.8 ソフトフィルター使用 アストロトレーサー使用
こちらは、セオリー通りきっちり水平出しております。
天の川と、土星とアンタレスが見えます。土星が中央、右の赤いのがアンタレスです。
いつものように、ソフトフィルターを使用。
かなり波打ち際までいって撮影しました。
PENTAX K-50 レンズHD 20-40mm Limited 焦点距離20mm
ISO800 SS90秒 F2.8 アストロトレーサー使用
こちらは、ソフトフィルターなしバージョン。方向的に、上の写真よりも左(東側)に向いてアンタレスが入ってないですね。
ソフトフィルターがないほうが、自然ではあるかなあ。でも、あるとないとでは、星の目立ち具合が全然違いますね。一目瞭然。
どちらがいいかは、難しいところで、好みによりますが、両方撮っておくのがいいかな。
というわけで。
半年撮影してなかった分を取り戻すように、むやみに、ペースが上がりつつありますが、あまり無理せず、ぼちぼち行こうと思います。
まあ、夏の流星群シーズンは外せません。しかし…ペルセウス座流星群の時期に高知にいるかな…どうかな…。困ったな。
最近、K-50の内部電池がきれたのか、電池を抜くと必ず日時の入力をせねばならなくなり、少々、めんどくさい。
しばらく倹約生活だったので、新しいカメラを買うお金は実は貯まりつつある。
どうしようかな…。
これを機会に二台体制にして、一つは静止画を撮り、一つはタイムラプス用に連続撮影させておくというのもいいかもしれないというのも考えつつ。
いやしかし、そこまでする余力があるかな。
どうかな。
二台体制にするとするとアストロトレーサーが内臓されているK-3Ⅱが候補に挙がってくるか…。しかし、三脚もいるし、いろいろ投資が必要になるから、むずかしいかもなあ。
と悩みつつ。
まあ、ちょっと電池の入れ替えの時だけめんどくさいが、もうしばらくK-50を使い続けてみるというのが、無難ですかね。
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2015年の発売か。ふーむ。基本性能的には、K-70あたりもすでに肉薄してる気はするけども。アストロトレーサーを二台体制で同時に使うとすれば、O-GPS1プラスアルファくらいの価格差なんですよね、ちょうど。
質感とか、シャッター音とか、超音波のダストリムーバブルとかの部分で、入門機のK-70よりも、さすがにこっちの方が上な気はする。画質や高感度性能は後発が優れているかもしれない。あ、バリアングル液晶もついてないか。うーむ。……。