結構、お蔵入りの星景色写真が多いので、小出し小出しで出していこうと思います。
ということで新コーナー(?)、お蔵出し星景。
月夜のカントリーロード
PENTAX K-50 レンズDA10-17mm Fish-Eye 焦点距離10mm
ISO800 SS30秒 F3.5
今の季節(もう少し前かな?)なら菜の花が一面に咲くらしい四万十川のほとり。私が行った12月末にはただの野原でした。
頭上左上には大きな月が出ていて、それが画面右を縦に抜ける轍を照らしています。
月の光の柔らかさを出すために、ホワイトバランスを曇天に。
曲がりながら消えていく轍は、それでもしっかりと地に足がついた落ち着いた雰囲気。
30秒の露出時間により、空を流れる雲は、その形を失って柔らかい描写になり、地面との対比になっています。
目の前に見える星は…木星か?いや、カペラのような気もする。
木の上に二つ並ぶ星はふたご座だろう。その左側に見えるのはプロキオンのようだ。
12月末の明け方前、西に沈む冬のダイヤモンド。
いい点
轍の雰囲気、雲の雰囲気はいい。
改善点
もう少し左側の木に近づいて、木の位置が画面でもう少し下側になると、もっとどっしりした安定した構図にできたんじゃないかという気がする。