というわけで。
五台山から浦戸湾の夜明けを撮ろうというコンセプトのもと、タイムラプス撮影を続けていたわけですが、この間2回は、完全に曇るという厳しい結果でした。
が!
今日(12/4)の朝は、かなり冷え込みつつ、風も強かったですが、空の模様は順調でした。三度目の正直。
ちょうど日の出1時間半前の5時半ごろに下弦の月(半月)が南中するというタイミングで、月と日の出(といくつかの惑星)を同時に撮ることができました。
◆というわけで、完成したものから
日の出(今日は6時54分)の80分から45分くらい前までの約120枚ほどの画像をタイムラプスにしています。
月の見える方向がちょうど真南。月の横に、木星。その左斜め下に小さな火星と、さらにその斜め下に明るい金星が光っています。
写真も現像違いをいくつか。
そろそろ、Lightroomの30日試用期間が切れてしまいます…(笑)
本採用する時が来そうです…。
◆撮影状況を検討
まず、今日は、タイムラプス向きの積雲がちょうどいい雲量で出てくれたことが良かった。
そして、雲が流れる方向も、西から東へということで、カメラの手前側から奥へ向かう流れ…、カメラの向きも合わせられて、これも文句のつけようがない条件でした。天気に恵まれました。
実は、180枚撮影していますが、後の3分の1は明るくなりすぎて使えませんでした。これは失敗。180枚だと30枚で1秒でちょうど6秒になり、Vineにちょうどいいんですが、今回は、1秒20枚にしています。
ISO800で、13秒露出、2秒インターバル(つまり、15秒ごとに1枚)で撮影。
180枚とるのにちょうど45分間。星の角度にして11度ほど動く間になりますね。ただ、今回は雲が出たので比較明合成で星の光跡を描くのには、向きませんでした。
この設定だと、撮影開始時はほぼ適正露出でしたが、日の出1時間前くらいになるとかなり明るくなってきましたね。
やはり、星空撮影は日の出1時間前くらいまでが一つの目処ですね。早起きせねば…。
今日の朝は7度まで気温が下がりましたが、プアマンズスタイルで採用した電気カイロによるレンズヒーターもどきが一応効いたようで、撮影中、レンズに曇りはつかず。良かった。
三脚は、風が強く条件が悪かったため、ちょっとブレないか心配でしたが、よく耐えてくれたようで順調に撮影できました。五台山の展望台には柵があるので、足をめいいっぱい伸ばさないといけないのが、不安でした。柵がないところなら足を縮めたかった…。
とりあえず、(過去記事)この時の、選択は間違ってなかった。
音については…これ、つける必要があったかどうか疑問符が付きますが、まあつけてしまったものはしょうがないので(笑)
風も強く、しょせんiPhoneの内臓マイクでは、あまりいい音が撮れませんでしたね。ここはクオリティ挙げていかないといけない部分です。でも、優先順位は低いかな…。
あと、冷えたレンズを室内にすぐに持ち込むと曇りがついてしまいました。
これはビニール袋か何かに入れて、口を縛り少しずつ室温に慣らすようにしないといけないかもしれません。カバンにビニール袋を入れておかねば。ジップロックみたいなのがいいという話も聞きますね。
撮影時の寒さは、かなり警戒して着込みつつ、魔法瓶にホットコーヒーを入れていってなんとか耐えました(笑) コーヒーなかったらきつかったと思います。
と思いつくままに記録メモ。
次回の撮影にも生かしたいと思います。冬の撮影は非常に寒いですが、星はきれいだし、晴れる日数も増えるでしょうから万全の構えで行きたいですね!
◆鏡川でも満月を撮影
これは、いつもの10-17mm魚眼ズームではなくて、キットレンズの18-55mmで撮影して、Lightroomのレンズ補正をかけています。
現像もかなり色温度を低くして、非現実的に青くしてみました。
色々、試しています…。
というわけで、タイムラプス+Vineをまた撮影してきます。
ではでは!