シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

夏の星座など撮ってみる

8/22~23日にかけての夜半は、雲もなく非常に好条件の星空が広がったので、撮影に行ってまいりました。

今回は、入手したソフトフィルターを試したく、星メインで撮ってまいりました。

 

明るい星が丸みを帯びて描写されるというソフトフィルター…結果的に、なかなかいい効果がでました。

 

夏の星座をいくつか

すべて、SMC PENTAX 50mm F1.4と、アストロトレーサーを使用して撮影しています。

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まずは、カシオペア座。北東の空にアンドロメダ座ペルセウス座といっしょに輝いています。アンドロメダのお母さんですね。

Wの形が印象的。

アストロトレーサーを使用して1分露出をしたものを5枚ほどコンポジットしています。少しコントラストを抑え気味で編集。

 

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次は、はくちょう座

右の一番明るい(画像では大きな)星が、デネブ。(白鳥の)しっぽという語源を持っています。

天の川の上を飛ぶように大きな羽を広げているのがわかります。

この時期は、ちょうど天頂付近にあることから、空も暗く、クリアに写ります。

天の川を描写できるように、コントラストを若干強めつつ編集。

こちらも1分×5枚をコンポジット。

 

ちなみにもっと強めたバージョンはこちら。

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うーん。どっちがいいだろう。

いい塩梅が難しい。ちょっとノイジーすぎるかなぁ。どうかな…。

 

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そしてアンドロメダ星雲

カシオペア座の右側、アンドロメダ座の上の方にある。肉眼でも見える時がありますが、肉眼で見づらい時も、双眼鏡で見ればよく見えます。

遥か230万光年の彼方にある別の銀河が見えているんだと思うとなんとも不思議な感覚。

しばらく見ていてもあきません。

スマホのアプリなどを使って、位置を確かめつつ、双眼鏡を向ければだいたい見つけられると思いますのでおすすめです。

こちらは1分×7枚コンポジットです。

 

うむ。夜半過ぎには、東の空にすばる(プレアデス星団)も登ってきていました。季節が少しずつ過ぎていきます。

 

プロソフトンA

総じて、プロソフトンは、満足度の高い効果が得られますね。

今度は、星景写真もとってみましょう。

一等星が目立つしあがりにできそうです。いい買い物をした。

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