先日、大阪市立自然史博物館にいってきたレビューをアップしておきましょう。
たまごとたね~いのちのはじまりと不思議。ちょうどいったのは、始まった翌日でした。親子連れが多かったですね。
たねもたまごも、不思議な色や形のものが多く展示されていて、子供たちも楽しんでいるようでした。
ガンバ大阪のホーム・長居スタジアムの近くなんですね。植物園も隣接していましたが、時間がなく残念ながらよれずじまい。
たまごとたねの不思議くらべ
展示では、きれいなのはどっち?、食べられやすいのはどっち?、珍しいのはどっち?など22のテーマで、たまごとたねを比較。
見た目にもわかりやすい展示が多く、にぎやかでした。
例えば、良く世話をするのはどっち?では、背中にたまごをのせて移動するセオイムシや固く守られたドリアンのたねなどを展示。
親離れできないのはどっち?では。
胎生種子という親木についた状態で根や芽を出すオヒルギ、また、胎生のサメ・ドタブカなども比較。
そういった形で、たまごとたねどっちが「優れて」いると思うか入場者にアンケートをしていました。
私は種びいき
というのも、
以前この本をよんだことがあり、いろいろと珍しい種に興味がわいていたのです。
この本、結構中身は本格的なんですが、文体がかわいらしく読みやすいという面白い本でおすすめです。
例えば実物が見えてよかったのは、
悪魔の爪といわれるツノゴマのタネ。黒くてとがったカギのついた見るからに恐ろし気な形をしています。
また、水をふくむとまわりをゼラチン質が囲んでカエルのたまごのようになるバジルのタネなども不思議。この特性をつかって、芽の掃除をするのでメボウキ(目箒)とも呼ばれたようですね。
あとは、最大で大きさ60cm、重さ20kgにもなるフタゴヤシのタネなども、なかなか見ごたえがありました。
たまごとたねはやたら身近
食品としても、身近に利用されているたまごとたね。
展示の終わりの方では、スパイスとして利用される様々な植物や、コメや豆、また魚卵や、鶏卵など食用のたまごなども展示されていました。
たしかに、たまごとたねが食卓に乗らない日はないように思いますね。
展示自体は10月までやっているようです。ぜひ、機会がありましたら、ご覧ください。