シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

三脚到着…!

星空撮影中に壊れてしまった三脚を新調しなければならなかったのですが、(三脚が壊れた話は →星になった三脚 - シロナガス)、とうとう決断し新しい三脚を入手いたしました。

 

◆新しい三脚がやってきた

買ったのは、マンフロットのアルミ三脚293A3。

 

◆選考過程

いくつか候補をあげて検討しまして、最終候補に残ったのが上のマンフロットを含め3種。

 

最終候補はSLIKとSIRUIの三脚でそれぞれ、1万円前後の三脚です。一台目がすべからく壊れたので、今度はなるべく良い三脚にしたいけれど無制限というわけにはいかない。ここら辺が限度。

実際、もうまじで水しか飲めないので、少しやせてきてる…(笑)。

怪我の功名とはこのこと。

 

ちなみに壊れたのはベルボンのEX-444というもの。4000円くらいでした。

三脚の足をつないでいるプラスチックの部品が取れたことが原因。三脚を出そうとしたら足が一つガシャンと落ちてしまいました……。

悪い商品だとは思わなかったですが、うーん、残念すぎる…。

 

というわけで、最終候補に入ったのはそれぞれ甲乙つけがたかった。レビューを探していろいろ読んでみました。

 

SLIKのスプリントPROⅡは、三脚自体が剛性もあり安定しているというレビューが多く評価は高かったです。加えて日本のメーカーというのもプラス材料といえるかな。

しかし、付属してる自由雲台の評価が少し物足りないように感じました。どのクラスのカメラをつけているのかわからないんですが(重いやつなのかも…)、少し固定力が弱く動くというレビューがけっこうあり…。ただ、雲台は交換できるので、全体としてはコストパフォーマンスは高いというのが総合評価かな、と。

 

SIRUIのT005は、カラフルなのと、レビュー巡りをすると雲台の評判が良かったのが印象的でした。耐荷性能4kgというスペックも魅力的。中国製ということですが、品質は高いと好評価。足もレバー式じゃなくてナット式なのも、いいかもしれないな、と。

ただ、少し小さかった。手軽に持ち運ぶのを想定しているので小ささはけしてマイナスばかりではなかったのですが、最終判断として少し重くても安定してる方がいいかなということに。

 

◆決め手

で、購入したManfrottoのMT293A3+雲台494RC2のセット。

イタリア製ということで、デザインとして秀でてるというのが最終的な決め手でしょうか。

レビューを見ると、信頼度と機能面は、三脚も雲台も全体的に評価が高かったですね。

ただ、少し大きいかな(笑)。大きいというマイナス部分を、デザインが超えてきた感じですね。まあ、大きいと撮影しやすいし、重ければ安定感もあるしね。

 

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全体図。写真が見づらいな…。三本の足のうち、二本に緩衝材がまかれています。

冬場は冷たくなくていいかもね。

 

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メイドインイタリー。ふーむ。この293A3のA3の部分は、足が3段ということらしい。4段のものにすれば、縮めたときの長さがちょうどよいものになるんですが、少しだけお値段が高くなって予算オーバーでした。

 

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ボール雲台。

フリクションを調整するつまみがついてて、ロックを外しても、急に動かないように配慮されています。

クイックシューの裏側もつまみがついてて、カメラにつけやすい。

 

さて、あとは撮影…。なのですが!

なかなか晴れません。星が見えなければ、そのために買った三脚も宝のもちぐされ。

雨は降っていないけれど、曇り空というのが続いてますね。梅雨の間はしばらくこういう天気かもしれません。

 

晴れたら、撮りに行かねば。実は、合わせて懸案だったリモートコントロールも買ったので態勢は万全。あとは天気のみですね~。

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