シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその40 CQ/こちらは水の惑星、火星の皆さんへ

うーむ。

明日7/28の朝というか明け方、皆既月食なのですが、日本列島には台風が近づいている状況…これは、どうだろう、かなり条件が悪い。

雲間から一瞬でも見えるということがあるだろうか。

どうだろうか。それに、合わせて起きれるだろうか。この薄い可能性に対するモチベーション的にも。

と困った感じです。

雲の様子を見ながら、チャンスを狙いましょう。

 

ということで、サルベージ。

 

CQ/こちらは水の惑星、火星の皆さんへ

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PENTAX KP レンズ  HD DA 15mm Limited 焦点距離15mm

ISO2000 SS20秒 F4 ソフトフィルター使用 約20分を比較明合成

2018.7.23 高知土佐市にて

 

 

ツイッターでもいったのだが、これは実はアストロトレーサーインターバルで撮っていて、比較明合成したのだが、星が途切れ途切れになっている。

逆に言えば、結果的に、アストロトレーサーインターバルは正常に機能しているということは、わかったのだが。

ただ、WEB画質だと途切れているようには見えませんね。

ツイッターで初出した時よりも、全体の露出を抑え気味に現像し直しています。

左の明るいのが火星ですね。右の明るいのは土星です。本来ならこの辺りに天の川があるのですが、月明りで隠れていますね。

 

それにしても、火星の南極の地下に、液体の水の湖がある、というのが、ESA欧州宇宙機関)の火星探査機マーズ・エクスプレスの観測でわかったとのこと。

www.bbc.com

うーむ。生命の可能性か…。どうでしょうね。

ただ、かつて、火星で生命が誕生していた場合、この地下湖で生き延びている可能性は高いかもしれません。いや、かなり、ありうる。

地球の生命も、非常に幅広い環境に適応していて、地下の厳しい環境でも微生物がいることがわかっています。

そのように、微生物が細々と生き延びている可能性はある、というか、もし、かつて火星に生命が誕生していたなら、多分生き延びているでしょう。生命にはそれだけの強さはある気がします。

ただ、火星に、一度も生命が誕生していなかった場合も、可能性としては、かなりあるでしょうね。どうなんでしょうね。

ワクワクしますね。

 

私が生きている間に、何か結果が出るかなぁ。

楽しみに待ちたいと思います。

 

とサルベージでした。

 

そういえば、リコイメ公式が、アストロトレーサーの記事をあげていた。結構参考になるのでおすすめです。

最近の(電子接点がある?)レンズなら、つけかえても再キャリブレーションいらないとか、「例えば60秒露光で星は点像、雲は流れるという星景写真が撮れる」(これおすすめです。特にアストロトレーサーインターバルで、雲の流れの良いのを当てるため、20~30分回す、というのをやります)とか。気づかされることも多い良記事。ご一読を。

あと、撮影にHD15リミも使われていて、少しニヤリとしてしまいました。

www.ricoh-imaging.co.jp

 

[rakuten:murauchi-denki:84740578:detail]

さあ、アストロトレーサー使って星を撮ろうぜ!…色々面白い使い方を模索したい。

 

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