シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその32 繰り返されるありふれた物語を

ふーむ。

どうも、天候不順が続きます。今日も、曇り空。

これは…このまま、梅雨入りしてしまうのではないかと心配をしておりますが…。

週末から来週頭にかけてとりあえず、曇りor雨で推移するようです。

うーん。

星枯渇期に入りますね。

 

まあ、天候ばかりは致し方ありません。

星景の構想を練りつつ、好機を待ちたいと思います。

 

というわけで、サルベージ。

 

繰り返されるありふれた物語を

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PENTAX KP レンズ HD DA 20-40mm Limited 焦点距離20mm

ISO6400 SS40秒 F2.8  アストロトレーサー使用×5枚をパノラマにしてトリミング

2018.5.12 高知県須崎市にて

 

正式な題名は、「ありふれた銀河のありふれた星の、繰り返されるありふれた物語を」です。長いので省略してます…(笑)

もはや短文。

 

この天の川の中心部を見ていると、この巨大な宇宙には、地球と同じような星もあるだろうと不思議な気持ちになるんですよね。

「宇宙は大きなスケールで見れば一様で等方である」という宇宙原理から行くと、天の川銀河も、いくつもある銀河のひとつでしょうし、地球もありふれた星のひとつでしょう、そして、そこから写真を撮っている私自身もありふれた存在のひとつということになるでしょう。

しかしながら、ありふれていても、それは、望むと望まざるとにかかわらず、良い悪いでもなく、やはりユニークな、ただひとつの存在でもあるという逆説。

というような、ことを考えながら撮っている…ような気もするし、パノラマがきれいにつながるように雲台を動かすのに精いっぱいともいえる。

 

このパノラマ写真は、最初、リバーサルフィルムのカスタムイメージを当ててTIFFに書き出したものから処理していたんですが、ノイズがきれいにならないので、RAWから編集をし直しました。

空の部分にあまり強くノイズリダクションをかけると、星がつぶれてしまうので、空はlightroomの輝度ノイズ軽減を25くらいにとどめ、地上(というか海)部分は、それに加えて輝度ノイズ軽減100を重ね掛けするというストロングスタイルなノイズ処理を行っています。

 

構図としては、センター構図で、手前の岩礁を含め、すべての要素が真ん中に視線を集めるように配置されているので、まあ、良いかなと。単純ではあるけど、横に長いことで、単調さを打ち消してくれている…ような気がする。本当かな。

 

まあ、サルベージでした。

さて、星枯渇期…なんとか乗り切れるだろうか。

 

パノラマ撮影をするのに、雲台が欲しいなという思いを募らせています。

三脚も欲しいのだが、どっちもというわけにもいかず悩ましい。

 

こういうのだと、固定力も強そうだし、パノラマもしやすそうで、迷う。

しかし、この値段を出せばもう一台三脚を買うのも…可能…。

 

ここら辺まで出せば、まったく何の不満もない三脚になるのだが、11-18に向けた緊縮財政をしいている現状では、このクラスのを買うのは、きわめて難しい…。うーむ。…むむむ。

 

これはしばらく悩みそうです。

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