ふーむ。
先日の金曜日の夜は、GPVは雲ばかりで最悪の真っ白の予報だったんですが、翌日の土曜日の夜が完全にダメそうだったので、まあ、ダメで元々と思って、出てみたのですが。
これが、意外に晴れてた。
一応、星空指数は100ということで、今回は、こっちが当たりでした。
GPVと星空指数は、夜空の状況を判断する上で、よく頼りにするのですが、今回は完全に矛盾していましたが…。結果的には、晴れていた。
そうそう。
センサークリーニングでPENTAX送りになっていた、KPは、ピックアップリペアされた月曜から5日と想定外に早い返却で、金曜日の夜には帰ってきておりました。センサークリーニングの結果はもちろんばっちりです。今度からももうプロに任そう…。
なので、今回の撮影にも間に合いました。
が、せっかくなので、K-50も持ってタイムラプス素材用に別撮りしてきました。
しかし…パソコンの故障からこっち、タイムラプスをつくってなかったようで、動画編集ソフトがない…いままでバンドルされていたムービーメーカーは使えなくなってるんですね。うーむ。困ったな。私の適当なタイムラプスづくりにムービーメーカーの簡易な編集機能が最適だったのだが…何か探してみないといけませんね。
海岸線上の銀河
PENTAX KP レンズ HD DA 20-40mm Limited 焦点距離20mm
ISO6400 SS40秒 F2.8 アストロトレーサー使用
少々雲はありましたが、まあ思ったよりも晴れてはいたかなと。
海岸線を、天の川をおさめる良いアングルを求めて、しばらくさまよってみました。
(が、これは、実はスタート地点…)
今回は空が暗かったのでISO6400で40秒まで露光をかけたんですが、6400になるとやはりノイズ処理を丁寧にしないといけない。
上のものは、RAWファイルからそのまま、Lightroomで現像処理をしたもので、比較的良くノイズが抑えられているように思います。
この下の二つは、同じRAWファイルから、一度カスタムイメージ・リバーサルフィルムをあてて(上が白色蛍光灯W、下が同Lのホワイトバランス)、TIFFに書き出した後、Lrで処理をしたもの。
うーむ、一番上のものより、ノイズが目立つ結果に…。
まあ、見方によっては許容範囲か…どうか、…いや。しかし、最高の結果ではないのは間違いない。
うーん。悩むなあ。PENTAXの色合いを出そうとTIFFで書き出すと、6400ではノイズが残る。
RAWのLrで処理すれば、ノイズはかなりきれいになるがPENTAXの色合いは消えてしまう。
矛盾か…。
だったら、いっそのこと、カスタムイメージはフラット(レタッチ用のカスタムイメージ)で撮ってしまって、ゼロベースで色づくりをするのもありか…。
LrもAdobeカラーのプロファイルがいくつか使えるようになって、色も悪くはないんですけどね、PENTAXのカラーとは違うけれども…。
ああ、悩むなあ。
今度撮る時は、フラットで撮ってみようかなあ。
一旦TIFFに書き出す方式は、PENTAXの色味を出せるので良いと思ったのだが、また、課題が出てきたか…。ISOいくつまでならこの方式で行けるのかとか知見を集積していかねばなりません。
悩ましい。
色々試してみるようにしたいと思います。
気温も少しずつ高くなってきて、当初懸念した(↑上のエントリーでも)ようにノイズ的には冬より環境が悪化しつつあるように思いますが、KPのISO6400は、Lrのノイズリダクションと併用することで、まあ、使えるかなあと。
ただ、もう、ひとつの可能性として、長秒ノイズリダクションをONにしてみたらどうだろうか、というのはある。これをONにすると、撮影と同じ時間がかかるので、撮影のテンポが悪くなるのだが、一枚撮っておくのも悪くないかもしれない。
ノイズとの果て無きたたかいは続く。
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K-1Ⅱのアクセラレーターが、ディティールを失うとかなんとかで一時話題になりましたが、検証したサイトも、K-1とⅡで使用レンズが違うなど条件が異なっているようで、こちらとしても、判断しづらい。うーむ…。本当の所はどうなんだろう。
まあ、KPのAPS-Cサイズのセンサーで、無理をして高感度を使えるようにする上では、アクセラレーター、良い働きしているようには思うんですけどね。
センサーサイズが大きいなら無理しなくても良いというのは、一理ありそうではあるけれども…。さて。真実はいかに。
今後、K-1がupgradeサービスで、Ⅱ相当になったら色々情報は出てきそうではある。私は、買う予定はまったくないんだけれど、注視はしておこう…。
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