というわけで、このGWを利用して4月26日にオープンしたばかりの「むろと廃校水族館」に足を延ばしてきました。
室戸岬をさらに超えて、高知の東の端、東洋町にほど近い室戸市室戸岬町の椎名地区というところにある廃校水族館。
高知市内から行くとそれなりに遠いですが、GWということもあって、なかなか多くの人が訪れていました。その分混んでいて時間はかかりましたが、道はGW以外ならそんなに混むことも無いようには思います。道幅は広いのでドライブにはぴったりかもしれません。
私としては、先日、東洋町に星景を撮りに行っていたので、遠いのは遠いのですが、まあ少し慣れていて、よかったです。
むろと廃校水族館でウミガメを見る
むろと廃校水族館は、12年前に廃校になった椎名小学校の跡地を利用しているとのこと。運営母体は、館内の説明を見るに、特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会(…多分。なのだろうと思います)。
日本ウミガメ協議会は、2001年から室戸のウミガメの調査をしているとのことで、室戸市にある3つの定置網「大敷」にかかるウミガメの生態調査を続けてきたそうです。
※日本ウミガメ協議会のHPを見ると、むろと廃校水族館についての記述もありますね。
定置網「大敷」のミニチュア。さすが漁業の町という感じです。
なので、ほかにもいろいろとおりましたが、一番のメインはウミガメの展示でした。
屋外水槽こと25mプールに、大小のウミガメがゆうゆうと泳いでいました。
おみやげには、ウミガメのピンバッチなども売っていました。
私は、アカウミガメのピンバッチをゲット。
アカウミガメとアオウミガメ、タイマイの三種類がいる…?んだろうと思います。
どれがどれかは私は見分けがつかなかったですが。勉強不足…!
これは、タイマイという種類のカメのはく製。
背中に背負えるカメの甲羅などもありました。カメ推し。
校舎部分には屋内水槽を設置していて、いろいろな種類の魚が泳いでいました。
これは、スタッフが一匹一匹釣ったというサバの子。大変だ…(笑)
同じ方向に向いて群れで泳いでいました。
これは、かたいうろこを持つマツカサウオ。という魚らしい。
ほかにも、ウツボや、ゴンズイ、ヒダリマキ(と高知では呼ばれますが、タカノハダイ)など、地域密着型の魚の展示をいろいろとみることができました。
ゴンズイは、ナマズの親戚のような魚ですが、ゴンズイ玉という群れを形成していて、謎の迫力がありました。
豊かな、室戸の海の自然を体感できます。
こういった、魚類の標本なども多数展示されていました。
図書室には、ミンククジラの骨格も。
この近辺には、室戸特有の地形・景観が面白い室戸ジオパークもありますし、室戸ドルフィンセンターもあるので、はしごしてみるのも良いかもしれません。
私としても、ジオパーク×星景はおすすめです。非常に景観が面白いし、夜の空はただでさえ暗い高知県内でも屈指の暗さです。
県外から行くとするとそこそこ遠いですが、もう室戸のほうで宿泊までして、ゆったり楽しむつもりで、足を延ばすとよいかもしれません。そのまま東洋町もありかもしれないし、少し戻って北川村のモネの庭なんかものぞくコースもありでしょうね。
というわけで、久々の、科学館的なもののレポートでした。
次はたぶん、7月にオープンする、図書館オーテピアの高知みらい科学館のプラネタリウムになるかな、と思います。
いや、まあ、何かあればそんなに間を開けないで書きたいですが(笑)
このコーナーは更新頻度が低い…!