シロナガス/星景と科学本のブログ

受信者としてのサイエンスブログ。星景写真、スタータイムラプスと、ポピュラーサイエンス/サイエンスノンフィクション(一般向け科学書)の書評。

しし座流星群2017反省会、そして…

はい。

11月17日の夜から18日の未明にかけて極大を迎えたしし座流星群

残念ながらこの極大日は高知県は雨でした。ので、翌日の明け方、撮影をしに行ってまいりました。明け方3時ごろから5時半前ごろまでで、準備などの時間を除いて撮影できたのは正味2時間くらいだったでしょうか。

ちなみに、極大日の前日は、前回の記事にあるように、リアレゾ星景という粗削りな可能性の塊を探求していまして、流星撮影にはならずじまいでした…。今思えばもったいなかったかも(笑)

 

shironagassu.hatenablog.com

 

しし座流星群2017

では、まあ、さっそく、撮れた流星を。

この日は、2時間という限られた時間の割には、少なくとも3つは流星をとらえることが出来て、まずまず上出来でした。

 

撮影データは、全て、

PENTAX KP レンズSAMYANG 14mm 焦点距離14mm

ISO6400 SS60秒 F2.8 アストロトレーサー使用

2017.11.19 高知県土佐市にて

です。

f:id:shironagassu:20171121085709j:plain

これは中央下左寄りの雲のところに一つ短いものが。目視では割と鋭く光りました。

 

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これは、飛行機の光跡とかぶって、中央右寄りに一つ。

これもしし座の方向から流れてきているように見えますね。しし座流星群に属しているものと思われます。

 

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これは、中央上にひとつ(その右にも薄く一つ見える気がしますが、流星なのか…はたまた人工衛星なのか判断がつきません。明け方の空には無数の人工衛星が飛んでいます…)。

東から登ってきた、しし座のタテガミ部分=ししの大鎌が、フレームアウトしようとするタイミングでしたね。

 

それにしても、全体を通じて、きれいに黄道光が写りました

黄道光 - Wikipedia

ウィキペディアを引用しておきます。

黄道光の光は太陽光と同じ連続スペクトルを示す。よってその正体は隕石火球と同様の物質、すなわち太陽系内部の地球軌道付近に存在する、主としてセンチメートルからマイクロメートルオーダーの惑星間塵である。この非常に多数の塵が太陽光を散乱し、黄道光として観測される。

ということで、天の川よりもだいぶ淡いのですが、海の方向で暗いのできれいに写すことが出来ました。

しし座と黄道光のコラボも悪くないですね。

 

よく、冬の天の川とこの黄道光をクロスさせた星景写真がありますが、あれ、換算21mmの画角ではまったく足りないことがわかりますね。

フルサイズのセンサーで、かなりの広角レンズを使っているのか、それとも対角魚眼ならAPS-Cでも可能性はあるかもしれませんね。

こんど機会があれば挑戦してみましょう。

 

で、ここまでは、よかったのですが、この後撤収作業中にとんでもないことが。

 

サムヤン自損事故

く。まさかまさか、レンズを抜き身で持ったまま、派手にこけるという大失態をおかしました。

あの角度と速度で、前玉を石に叩きつけたら、それはもう、疑いようもなく砕ける。

 

ということで、サムヤン14mmが無念の戦線離脱。

これ、ふたご座流星群用に買ったのに、まさか、本番を迎える前にこんなことになるとは…。

なぜあの時、もう少し落ち着いて行動できなかったのか、せめて、頭に着けていたヘッドランプを点灯させなかったのか、悔やんでも悔やみきれませんが…起こってしまったことはしょうがありません…。

叩きつけたのが、カメラ本体じゃなかったのは、不幸中の幸いだった…と思うしかありません。いやはや…悲しい

 

すぐに修理に出してあげたいところなんですが、三脚の修理もしないといけないし、カメラは新調したばかりだしということで、資金不足でまったく身動きが取れません。

メーカーに問い合わせたところ、最悪、全損で新品交換対応になるかもしれないということで、短期的には、それだけの資金を捻出できません。もっと軽い修理である可能性もないことはないでしょうが、とりあえずは、資金の目途が付くまでは、修理センターに送る訳にもいかない…という状態です。

完全な自損事故なので、保証期間中ではありますが、まったく保証が効く案件ではないですね。

家財保険や、自動車保険などの特約が使えないかというのもアドバイスをいただいておりますが、まだ、調べられてないです。ちょっとこちらも調べてみたいですが、うーん、あまりそういう保険をかけた記憶はない…。

 

これは、困ったな…簡単には、修理の目途がつきませんね…。

DA★11-18mmに向けて貯金もしなければならない…、どちらかというとその貯金が優先事項という事情もあります。

 

いやあ、…意気消沈とはこのことですよ…。

私の星景撮影史上、最大の反省事案です。

ちょっと、慣れもあって、夜の撮影に油断が生じていたかな…、暗所で色々とするということはこういうアクシデントがありうると思って丁寧にやらないといけませんね。

せめて、教訓にせねば。

 

サムヤンは、時機を見てなんとか、修理をしてあげたいとは思っていますが、いつになるかは見当がつきません。

これで、サムヤン購入後、星撮影用としてはあまり出番がなくなっていた20-40mmの星景使用頻度が増えると思います。20-40mmは日中撮影用にシフトしていっていたのですが、オールマイティに活躍してもらおう…。

 

 

もうね。

あれです。

何かのフォトコンに入賞して賞金が入る、というようなミラクルが起こらない限りは、この深刻な事態を打開できません…。

しかし、その可能性は限りなく低いでしょう。

奇跡など起こらないのが人生というもの…。それもまた仕方がない。

後悔を重ねながら、それでも進んでいくしかないということですね。

※その後、この反省を踏まえて、携行品損害保険(月額150円くらい)というのに、入ることにしました。カメラを落として故障させてもある程度補償されます…。うーむ。

 

ふたご座流星群は待ってくれない

そして、来月にはふたご座流星群が来てしまうので、ここは、もう覚悟を決めて、我が魂の相棒・DA10-17mmフィッシュアイズームで挑むしかありませんね。

本体の高感度性能が上がったので、流星を捉えられる率はあがるかもしれません。

これを怪我の功名として、火球をとらえる事で、サムヤン14mmへのはなむけとするしかない。

さて、しかし、ふたご座流星群の観測は極大日を前後して、14日の朝か、15日の朝か…うーん、平日だし、晴れるかどうかわからないし、どうなるでしょうか…。すっきりと晴れてほしいですね。

このところ四国山地のこちら側は晴れてるけど、向こう側は雲というシチュエーションが多い感じもありますが…さてさて…。

 

んー。

そういえば、マンフロット(三脚)のスペアパーツ来ませんな。イギリスから送ってくるっていうのがいまだに半信半疑なんですが、本当に、無事来るんでしょうか?(楽天にあったので、そっちで頼んだらよかった…次はそうしよう…!)

ただ、まだ、約束の2週間は確かに経っていないので、静かに待つのみです。今は、撮影現場にスパナを持参して(荷物が重い!)緩んできたら締める、という誤魔化しながらの三脚使用…。

もう、長くはもたないぞ…早く…来てくれ…。

 

追伸

KPのインターバル撮影について。

動作1(露光時間+間隔を設定)と動作2(間隔を設定)という2種類の設定があるんですが、動作2がうまく機能しない。何か見落としているのか、とりあえず動作1に戻して、1分露光+間隔ということで、1分1秒を設定するとRAWでも1秒で書き込んでインターバルしてくれます。のでひとまずこちらを推奨。…。

 

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