シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその18 滝、秋に落ちる

というわけで、サルベージというか、この前行ってきたものなので、サルベージじゃないような気もするんですが、ここら辺、実は、私の中でも、基準があいまいです。

 

では、土佐町で撮影したものをアップです。

 

滝、秋に落ちる

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PENTAX K-50 レンズDA10-17mm FISH-EYE 焦点距離10mm

ISO1600 SS64秒 F3.5

2017.11.04 高知県土佐町にて 

 

高知県嶺北地域の土佐町にて、紅葉が始まった滝と冬のダイヤモンドが逆さまに見えるように、対角魚眼を使って天頂をまたいでぐるりとバルブ撮影しました。珍しくアストロトレーサーなしです。

 

ツイッターで出したものとは現像を変えています。

全体的に、(ツイッターで初出した時よりも)露光量を落として、ビネット効果を強く出しています。

 月が山の向こうにあるので、空が青くなるのですが、その青さがなるべく深くなるように現像…。

それによって、滝と星にフォーカスをあてつつ、山の中ほどの赤く目立つ紅葉を目立たせて秋らしさを出しています。どうだろう、意図通りうまくいったかどうか。

 

ここの紅葉は、本当はもう一週間ぐらいあとが見ごろなのでしょうか。

ただ、滝の上にみえる赤い紅葉が差し色っぽくこれもこれでわるくないかもしれません。

 

今回は、最初曇っていたのもあり、晴れるまで粘らねば(GPVを見ると、晴れる予報だったのと、雲がウロコ雲になってきていたので、曇りからウロコになるとそのあとは晴れるというちょっと雑な知識をもとに待っていました)と思ったので、その時間はタイムラプス用に撮影をしていました。

曇りから晴れて、また曇るという目まぐるしく変わる山の天気。

なんとか、晴れ間で撮れてよかったのですが、月が山の向こうに入ってから晴れたので、月に照らされた紅葉の様子と星がうまくコラボせず。

ここら辺は、こちらではいかんともしがたい天の采配

ただ、まあ、それでも星が撮れてよかった。

 

だめだった場合用に、手ぶらでも帰れないので、曇り空の月のHDR写真もとっておきましたが、それも機会があればサルベージしましょう。(ツイッターでは出しましたが)

 

というわけでタイムラプスも掲載しておきます。

うむ。

今シーズンもう一回は星と紅葉を狙いたいと思いますが…さて、どうなるか…。

そのころにはKP来てるかな、来てないかな。

 

 

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