シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

横倉山自然の森博物館で写真展を見る

このブログのコンテンツの一つに、博物館や科学館にいってレポートを書くというのが一応あるんですが、久々に、博物館にいってきました。

 

行ってきたのは、高知県内の越知町にある横倉山自然の森博物館

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高橋宣之氏の写真映像展

仁淀川水系などを主要なテーマに活動する写真家・高橋宣之氏の「古き神々の森~横倉山~」が11月26日(日)までの日程で開かれていて、これを見るのがひとつの目的でした。

 

写真撮影可能だったのでいくつか。

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「落ち葉の色彩」

 

森に落ちていた何気ない落ち葉の色合いを拾い上げるように描写。非常にきれいな作品に仕上がっています。

 

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「光るクモの巣の水滴」

 

クモの巣についた水滴が光を浴びて輝くところを切り取る。

ひとつひとつの水滴の中に光が入っているところが、魚の卵のようにも見えて、命を感じる作品。

 

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「樹洞のシイノトモシビタケ

 

樹洞の中に光るキノコが並ぶ様子を。向こう側に光が見えるのが、いいですね。キノコがこちら側から向こう側へ小さくなっていく遠近感のある作品で、向こう側に見える光にいやおうにも目がひきつけられます。

 

と、3つだけ紹介。

全部で36作品。プラス映像の展示がありました。

 

映像の方は、スタータイムラプスもいくつか盛り込まれたもので、時間がたつのも忘れてしばし見入ってしまいました。

画角30mmくらい(たぶん…!)でオリオンを切り取ったのや、もっと望遠で月が梢にかかる様子を撮ったのなど、なかなかインスピレーションを受けました。

ネイチャーフォトグラファーかくあるべしという感じですね。

最近は、写真だけでなく映像にも力を入れているのだそうです。

 

身近な自然に、写真家としての目が入ることで、自然の持つワンダー(驚異的)な部分がはっきり出てくる。こういうのが写真家の力なんだろうなと思います。

見て良かったです。

 

会期もう少しありますので、お出かけの際はぜひ。

 

私といえば、カメラも置いていくしまつで、まったくフォトグラファーになりきれません(笑)だめだ。

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メタセコイアの黄色く色づいた葉と良く晴れた空の青さが、素晴らしいコントラストでした。

いやあ、カメラもっていかないといけないですね。

 

 

 高橋氏の写真集。仁淀川の美しい姿が素晴らしい。

 テーマを決めて写真を撮ることの重要性を感じますね。…テーマか…。考えよう…。

 

PENTAX KP

実は、ツイッターの方ではつぶやいたりしてますが、新しいカメラの購入を決めました。

買うのは、PENTAXのミドルクラス一眼レフ「PENTAX KP」シルバー、バッテリーグリップ付き!

センサーサイズはAPS-Cです。あえて、APS-Cでいこうと心に決めました

K-50の購入から2年と半年くらいかな。K-50が出してくる写真に関しては全く不満はないので、K-50でこのままいくのも悪くないけどな…と、すごく迷いましたが、いろいろ、考えて、購入を決めました。

来たらまた記事を起こして、思いを書いておこうと思います。

 

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