高知は今日は雨ですので、星は撮りにいけません。
そんな時は、サルベージをしておこうと思います。
これを撮影した日は、ペルセウス座流星群の失敗を取り戻そうと流星を撮りにいって、インターバル撮影のミスで流星を撮り逃した日ですね。
まだ、ペルセウス群の名残があったのか割と流星が流れていたのですが…。
なんともな残念な思い出。
揺れる船に星は落ちて
PENTAX K-50 レンズDA10-17mm FISH-EYE 焦点距離10mm
ISO3200 SS90秒 F3.5 アストロトレーサーを使用
2017.08.19 高知県土佐市宇佐
ここは入江になっていて、海なのですが波もほとんどなく、水面に星の光が落ちています。
ただ、90秒も露光をするとさすがに船は少しずつ揺れて動く。
ゆっくりと揺れる船の上に秋の一つ星フォーマルハウト(中央左に見える明るい星)が輝いています。
南から南西を向いて撮影したのですが、右の山の向こうの光害(おそらく須崎市の明かり)がどう現像してもとれずに困ったので、モノクロで仕上げてみました。
あと、長時間露出によるカラーノイズもちょっと多めに出たので、それもモノクロにする理由に。
苦肉の策ではありますが、これはこれで雰囲気があるかなと思います。
あー、この構図で、流星が撮れていたら…。
ちょうど、フォーマルハウトの左側あたりを一つ流れたんですよね。
もしそこに流星が写っていたらもっと印象的な写真になったに違いない。
後悔先に立たず。
初めて使う機器(この時はSDカード)は、ぶっつけ本番でなくて、ちゃんと本番前に試しておかないといけないという教訓を得ました…。
というわけで、サルベージでした。
SDカードは大事ということで。
しかし、このままRAWでインターバル撮影をし続けていると、いずれは、パソコンのHDDがいっぱいになってしまうという漠然とした恐怖を感じる。
どこかで整理しなければならないなあ…。
実は一年くらい前にHDDが逝ったのを機会に、少し容量の大きなものにしたので、まだ余裕がないわけではないが。
フルサイズにしたときのファイルサイズのでかさも恐ろしい。
と、どうなるかもわからないことを怖がってしまう性分。
いやまあ、気楽に行こう…。