シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

【レンズ】HD PENTAX DA 20-40mm F2.8-4 Limitedについて

というわけで、最近つけっぱなしにしているレンズ「HD PENTAX DA 20-40mm F2.8-4 Limited」について。通称リミズーム。

 

どんな感じのレンズか

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拡大↓

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解像度はなかなか精密。綿毛一本一本もきれいに解像しています。特に中心に近いところはいい感じです。

アウトフォーカス部分のボケもすごく素直に出てるように見えます。

 

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拡大↓

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こっちも割といい。

ズームレンズながら、ズームを2倍に抑えたことで描写力は高くなっているということのようです。

 

妥協の末に光るものを手に入れたレンズ

ただ、20-40mmという狭いズームレンジは、なんとも言い難い。

40mmはスナップをするには、いいのですが、やはりもっと、ズームしたいということも多々あります(笑)

逆に、広角側も20mと控えめ。ただ、広角の方はあまり不満は感じないです。むしろ無駄なものが入らない分使いやすい

フルサイズ換算で30mmというのは、日常を切り取るには適した焦点距離のようです。

 

上の写真でもわかるように、接写性能も、そこそこ寄れるという感じ。

まあ、そこそこなので、花などを撮るならやっぱりマクロレンズがほしいなあというのも事実。

でも、撮れなくもない。かなりそこそこ(笑)。

 

F値も2.8通しではなく2.8-4の可変。というのも、スペック的には、いまひとつ。

 

そして、そういうもろもろの妥協を重ねた結果として、防滴性能を持ったうえで、高い描写性能と200g台という驚異的な軽さを手に入れた、と。

軽いのは非常にいいです。

K-50(本体)が、乾電池使用ということもあり、エントリークラスで小型なくせにズシリと重い(675g!)ので、軽いのは助かります。

なんとか20-40mmとセットで、日常的に鞄の中に入れておけるぎりぎりライン(笑)

 

星景撮り用としては、私が愛用しているDA10-17mm FISH-EYEとの使い分けをしやすいという意味でも、プラス評価です。

広角の表現は魚眼で、余計なものが写らないちょうどよい画角として20mm(換算30mm)で、という感じです。

 

今後、レンズを買うとしたら(近々買う予定は本当にないですが(笑))、100mm前後のマクロレンズが欲しい気がしますね。そうすると風景スナップにしても人物にしても切り取りやすい気もする。

 

 
※星撮影用としてのレビューをまとめました 

shironagassu.hatenablog.com

 

 

 


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