シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

さあタイムラプスもちょっと反省しようか

また、今回も反省会です。

とりあえず、何も言わず、現物から見てほしい。

 

◆音声を乗せることはできたのだが…

ふむ。仁淀川河口付近での一枚。

とりあえず、無音の状態からは一歩進んだわけだけれど。

えー。

これは、なんというか、シュールだなあ…(遠い目。

どうしてこうなった。

 

魚が水面をはねた音と、シャッター音が入ることで、なんともシュールな印象のタイムラプスになってしまった(笑)

いや、…何を撮りたかったのか。どんなタイムラプスを作りたかったのか。せっかくの晴れた空だったのだが惜しいことをした。

星空自体は、割ときれいに撮れたんですけどね。

 

加えて、チラチラと車のライトが入ってくるのが、さらにシュールさを増している。

 

こちらは高知市・五台山展望台から南西方向を見た図。前回も近い構図でとったのですが、今回も前回同様晴れず。天候は何ともしがたいが…。

雲がダイナミックに流れてはいて、ある意味迫力はあるんですが、とてもスタータイムラプスとはいえない(笑)

あくまで、私はスタータイムラプスが撮りたいんだ…。

ここは、少なくとも、もう一度行かなければならないですね。

もう少しすると紅葉が出てきて、ロケーションとしてさらにいいんじゃないかという気もしています。

 

◆反省会、というわけで。

色々反省する部分はあるだろうと思うんですが。

やはり、基本中の基本として、どんなタイムラプスが撮りたいのか。イメージをもっと固めておくべきでした。

 

最初の奴はそれなりに長くシャッターを開いて(=90秒、アストロトレーサーも使った)で、星空をしっかり写しこんで、雲も少なく、一枚一枚をみれば割といい感じに撮れているんです…よね。まあ、比較的。(※余談ですが、アストロトレーサーとインターバル撮影が両立しないので、手動インターバルで撮影したのでやたら疲れました…いや使いきれてないだけでやれるのかもしれないんですが…調べておこう)

が、やはりある程度早い時間帯だったので、車のライトが写り込む頻度も高く、全体としては落ち着かない感じのタイムラプスになってしまいました。

そして、音も、動きがあるほうがいいのかなということで、魚が飛び跳ねる音などを使ったのですが、これがまたシュールさに拍車をかける結果に。

つまり、全体としてよく晴れた日だったので、派手な雲の動きはない分、もっと落ち着いた、それこそ星空を主役にしたタイムラプスにすべきだった。ということですね。

具体的には、夜遅く、未明に撮影して自動車ライトの写り込みを減らすとか…。うーむ。

 

技術的には、とりあえず、iPhoneの録音機能を使っている感じです。

意外に良く音声撮れます。使うの6秒ですしね。

これを最後、ムービーメーカーで動画の仕上げの際に、くっつけている感じです。

外部マイクを付けると、もっと音声のクオリティが上がるかもしれない。

例えば、

 

マイクを使って、もっときれいに音声を撮るというのはいいかもしれません。お値段的には、あまり高くはない…。要検討ですね。

 

後の五台山の方は、まあ曇りましたよね。

これ五台山のほうに行ったことがそもそもの敗因のような気がしますね。海のほうにいっていたら、あまり雲なかったのかもしれない。これ、車で走りながら、どこで撮るか迷ってましたもんね。だめだ(笑)

 

そして、合わせて事前の策として、雲の流れる方向を、手前ー奥の奥行きを強調する方向にするべきでした。これはカメラを向ける方向の問題。

横に動く雲もまあタイムラプスにすると動きがあっていいんですが、やはり前後に動く雲のほうが、タイムラプス映えします。

これも、完成形のイメージが足りなかったということですね。

 

◆写真は割と撮れた

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これは、仁淀川河口。おうし座、オリオン座、おおいぬ座シリウスときれいにとれた一枚。

水平をあえてはずしています。仁淀川の奥行きが表現できればとおもったんですが、どうだろう。でも、割と気に入っている一枚。

 

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こちらは、曇り空の中、一瞬とらえた、オリオン座。こう見ると高知市も結構明るいですね。この手前の木々がもう少しするともっと紅葉するんじゃないでしょうか。どうだろう。緑のままだったりして…。

また撮りに行ってきます。

 

 

そういえば、そうそう。

素晴らしい一冊に出会った。

 

これがまたやたら分厚いので、まだ全然読み切っていませんが、種の起源を読み解く本格派の一冊。

現代生物学の発展の歴史も追える非常に贅沢な一冊です。サイエンスノンフィクション読みとして、外せない感じです。

読み終えたら是が非でもレビューしたい。下半期ベストの一冊になる予感です。

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