いやはや、オリオン座流星群のピークだった22日未明。某仁淀川堤防に撮影に行ってきたのですが、結果的には、残念ながら、流星は撮れず。
ひとつ天頂付近を明るい流星が流れたのですが、そこは…カメラとは違う方向だ…。
PENTAX純正10-17mm魚眼ズームで撮影したので、空のかなりの領域をカバーしていたのだが。
流れ星を撮るにはレンズの明るさも大切(らしい)ので、F3.5の魚眼ズームでは、物足りないのかもしれない。
かもしれないけど、あの流れた奴の明るさなら、画角に入っていれば撮れていたはず。
寒さもあり、1時間程度しかいられなかったのも敗因。
いろいろ反省しなければ。ということでそこら辺は後述。
◆タイムラプスをvineにアップロードしてみる
まあ、それは、そうと。
この間、比較明合成とタイムラプスになんとか活路を見出して、面白いものが撮れないか頑張っているんですが、vineを利用してみたら手軽に公開できないかと思い実験。
高知市筆山より東の空をみつつ、明け方に輝く金星と木星を狙ってみました。
ちょうど、この日は、タイムラプス向きな雲が流れてくれました。
この間、惑星が朝の東の空に集まっていることもあり、朝の撮影を頑張っているのですが、少しずつ、夜明けが遅くなって、撮影時間が長めになったのが良かったかもしれない。
最初は、現場についたらすぐに空が白んで全然だめだったからね。
経験を積んだというより自然条件の変化のほうが大きい気がする。早く起きればいいのだが、早起きは苦手です…。
でも、白んでくる前に撮影を終えないと、作品としては使えないというのもわかってはきた。
まあまあ、「6秒」という限られた再生時間が特徴のvine。逆に、私の根気のないインターバル撮影(長くても1時間くらい)にとっては、おあつらえ向きな長さ。タイムラプスにすると1時間の撮影はそれこそ数秒の作品にしかならないんですよね~。
なのでvine+タイムラプスを頑張ってみたいなあ。私の根気のなさと、相性がいい気がする。
タイムラプスとvineについて(つまり両方のことが)よくわかってないので、勉強せねば(笑)
ついでに、その時の写真を比較明合成。
東の空が赤く染まる直前までを合成しました。
左手の木にかかる二本の明るい線が金星と木星です。
左手は夜明けが迫りつつ、右手はまだ夜が残る感じは、魚眼の広い画角ならでは、なのではないか、と気に入りつつ。
がんばりましょう。
◆オリオン座流星群の失敗を今後に活かす
というわけで、撮れなかったオリオン座流星群。
とりあえず、中央の明るい星は、シリウス。そしてその右上にはオリオン座も見えます。
冬の星の代表格ともいえるその姿はやはり雄大。しかし、何度見ても、何枚見ても流星は写っていなかった……。
前に、ペルセウス座流星群の時も反省してた。たしか…。
この記事だな。
この時は、でも流星撮れてたからな……。後退した。
この日は見てみると3時間撮ってるんですよね。
いや~。
今回の敗因は、やはり寒さ。それに伴う撮影時間の短さ。
敗因は、これに尽きる気がする。加えて、ペルセウス座流星群よりもオリオン座流星群のほうが、1時間当たりの流星の量も少ないようだし。それで時間が短ければ写らないのも道理。
これからの季節、何をおいても防寒対策必須ですね。
着すぎたくらい着こんでいくべきでした。そして、毛布か何かも持参すべきだった。
あと、実は、必要だと思いつつ対策してこなかった、レンズの結露対策もせねば。今までは偶然(たぶん撮影時間が短いのもあり)、レンズが結露したということはなかったのですが、これからの季節は必ず起こる…。
ので、充電式電気カイロ(安い)もポチりました。
これを何かのバンドでレンズにつけておけばたぶん大丈夫でしょう。
たぶん…。やってみないとわからないのですが。
何事もトライアンドエラーですね。
おまけの金星。
オリオン座流星群の撮影後帰ろうとしたら堤防の向こう側から、金星がこちらを覗いておりました。
魚眼の中央部は、像がデフォルメされて、少し星が大きく写るようですね。ソフトフィルター使えないんですが、割りと大きな星は目立つようです。
もっと使い込んで魚眼の特性を把握しなければなりませんね。