このブログは、いわゆるサイエンスノンフィクション(科学本)と星がテーマである。
このブログの著者は、科学者ではないし、理系の教育を受けたわけでもない。
それでも、本当に不可思議な、日々刷新されるこの世界に対する根本的な認識を知らずに置くことは、とんでもなくもったいないとある日思ってしまった。
確かに、科学は細分化され、高度化し、そのすべてを知ることはもはやできなくなっているのかもしれない。それでも、その知識を伝えようとしている科学者やサイエンスライターがこの世界には数え切れないほど存在する。
私は、それを受け取る側の人間=受信者として、彼らの発信から感じたことを記していこうと思う。
光は重力効果で曲り
プランク長で量子の海が沸き立つが
重力と量子論の統一はいまだ未完成である。
この地球の全天からは、ビッグバンの光が、ひき伸ばされて降り注ぐが
世界の始まりの前と終わりがどうなるのか、確かなことはまだ何も言えない。
生物は氷河期と間氷期の間をいったりきたりしながら進化と絶滅を繰り返し
結果として変わり種の類人猿を生み出した。
私たちが生きている世界は、科学の光で照らされている。
それは本当に強い光だが、光の向こう側で影が濃くなるように、科学の辺縁が世界の真実と接する場所で、またひとつ、新たな謎がくっきりと浮かび上がる。
そんな時代。
受信者として、この科学をどう咀嚼し、許容するのか。
まあ、ともかくも始めよう。
受信者としての、サイエンス系ブログ、シロナガス。